所長!COZUCHI(コヅチ)って知っていますか?
スマホで簡単に不動産投資ができるみたいですが、実際に稼げるんでしょうか?
よし!じゃあ徹底的に調べてみよう!
不動産投資と聞くと「初期費用がかかりそう」「管理が難しそう」といったネガティブなイメージが多いようです。
実は不動産投資には、物件を購入して運用する現物不動産投資と、現物を持たずに少額から運用できる不動産投資型クラウドファンディングがあるのをご存じでしょうか?
近年、この不動産投資型クラウドファンディングの普及によって、誰でも手軽に不動産投資に取り組めるようになりました。
今回ご紹介するCOZUCHI(コヅチ)も、1口1万円から始められる不動産投資型クラウドファンディングです。
- 実質平均利回り10%超
- 配当遅延、元本割れゼロ
- いつでも換金可能
このように公式ホームページに大きく書かれていますが、「ここまで高利回りで元本割れゼロなんて怪しすぎ…」と思ってしまったのが正直な私の感想です。
本記事の要点
- 少額 & ほったらかしで不動産投資ができる
- 公式ホームページの表現は誇張ではなく、実績に基づいた内容
- 案件の競争倍率が高く、投資したくてもできない場合が多い
- 運営会社が非上場企業のため、経営状況を把握しづらい
COZUCHI(コヅチ)とは?
COZUCHI(コヅチ)は一体どんな会社が運営していて、どんなサービスなのでしょう?
概要
運営会社 | LAETOLI株式会社 |
所在地 | 〒107-0062 東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山2階 |
代表者 | 代表取締役 武藤 弥(むとう わたる) |
電話番号 | 03-6455-5386(平日10:00-17:00) |
メール | support■cozuchi.zendesk.com(■を@に変更してください) |
不動産会社のLAETOLI株式会社が運営するCOZUCHI(コヅチ)は、ミドルリスク・ミドルリターンの不動産投資型クラウドファンディングサービスです。
2008年から不動産特定共同事業法を利用した事業を行っており、不動産クラウドファンディングサービスの中では長い期間の運用実績があります。
2019年に「WARASHIBE(ワラシベ)」でサービスを開始し、2021年にリニューアルしたのが「COZUCHI(コヅチ)」です。
- 元本毀損(がんぽんきそん)とは…いわゆる元本割れのことで、評価額が出資した投資金額を下回ること。
仕組み
COZUCHI(コヅチ)は不動産投資型クラウドファンディングであり、以下のような特徴があります。
- 投資先(不動産)はプロが厳選
- 不動産会社と一般投資家の共同出資
- 優先劣後システムを採用
- 取引全てがネットで完結
- 運用はプロにお任せ(ほったらかしでOK)
仕組みに関しては、従来の不動産投資型クラウドファンディングと特に大きな違いはありませんが、COZUCHIは優先劣後システムを採用しているので、安心して投資できる環境づくりに励んでいると言えます。
優先劣後システムとは…
不動産の運用中に仮に損失が発生した場合でも、クラウドファンディング事業者が投資家よりも先に損失を一定額まで負担するという仕組みです。
投資家と一緒に、クラウドファンディング事業者も出資することで、仮に損失が発生した場合でも、クラウドファンディング事業者の出資したお金から先に損失がまかなわれます。
https://team-crowdfund.com/what-is-subordination#1
優先劣後システムで一般投資家の元本割れ対策をしてくれているということですね!
COZUCHI(コヅチ)の運営はLAETOLI株式会社
LAETOLI株式会社は、まちづくり不動産クラウドファンディング「COZUCHI」を運営している会社です。
運営会社 | LAETOLI株式会社 |
設立 | 1999年 |
代表者 | 代表取締役 武藤 弥(むとう わたる) |
事業内容 | 不動産事業、不動産特定共同事業 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 22名 |
株式公開 | 非上場(主要株主:武藤 弥) |
本記事で取り上げている「COZUCHI」の他に、不特法事業者のためのクラウド型プラットフォーム「TREEX」、日本の古い文化を守りつつ新しいカルチャーを創るコミュニティ「KABUKI X」の3本柱でサービスを展開しています。
会社代表・武藤 弥さんはどんな人?
COZUCHIを運営するLAETOLI株式会社の代表取締役CEOである「武藤弥(むとう わたる)」さん。
一体どんな経歴をお持ちなのでしょうか?
2001年 | 早稲田大学 理工学部 建築学科 修士課程 修了 |
2001年 | 株式会社リクルートの創業者である江副浩正氏が経営する 不動産デベロッパー企業「株式会社スペースデザイン」で開発業務等に従事 |
2003年 | 家具ブランドIDEEとともに、アールプロジェクト株式会社を設立 ・リノベーション事業や商業施設の開発事業 |
2009年 | 株式会社シェアカンパニーを設立 ・シェアハウス、シェアオフィスなどの開発運営 |
2011年 | 株式会社TRIADを設立 ・不動産を中心とした資産運用 |
2017年 | GFA株式会社の社外取締役に就任(2019年に退任) |
2018年 | 株式会社ワイズアウルを設立。 ・宿泊施設、飲食店の企画・運営・管理事業 |
2018年 | 株式会社CANATAを設立。 ・「HOTEL CANATA KYOTO」の運営会社 |
2021年 | COZUCHIの運営会社であるLAETOLI株式会社の代表取締役CEOに就任 |
- デベロッパー
- リノベーション
- 商業施設の開発
- シェアハウス・シェアオフィスの開発運営
- 不動産の資産運用
- ホテルなどの宿泊施設の運営・管理
ざっと経歴を見るだけで分かる通り、不動産業界に特化して約20年間キャリアを積み重ねておられます。
不動産事業ではかなりの実力者と言えそうです!
POINT!
COZUCHIは、2011年に武藤氏が設立したTRIAD株式会社が不動産の仕入れ・運営を行い、LAETOLI株式会社が資金募集をしています。武藤氏はTRIAD株式会社の副社長を既に退任しており、両社間に資本関係もありませんが、当然ながら関係性の非常に強いパートナー企業と言えます。
COZUCHI(コヅチ)の口コミ・評判は?
実際に利用者はどう思っているのでしょう?
みんなのネットでの反応をまとめてみたよ!
良い口コミ!
悪い口コミ…
ネットでの口コミを見る限り、ほったらかし投資の手軽さ・利回りの高さを感じている人が多いようです!
一方で、案件ごとの先着順や抽選の競争率が激しいという意見が見られ、利用者の中には「当たらなくて当然」と感じている人も少なくないようです。
COZUCHIはそれだけ人気だという風にも捉えられます。
COZUCHI(コヅチ)の実績は?
まずは、2022年9月28日リリースの「四半期レポート」から実績を確認していきましょう。
累計調達額 | 209億円(運用中:148億円 運用終了:61億円) |
ファンド数 | 56(運用中:22 運用終了:34) |
平均利回り(年利) | 想定9.5% → 実績24.1% |
平均運用期間 | 想定8.4ヶ月 → 実績5.8ヶ月 |
急激な右肩上がりで累計調達額が推移しており、順調に実績を積んでいることが伺えます。
想定利回りでも十分に高い数値ですが、実績では想定の約2.5倍の利回りを残しているところには驚きです。
次に案件単独での成績を見てみましょう。
六本木 事業用地(想定利回り20% → 実質利回り36.3%)
田端EXITファンド(想定利回り12% → 実質利回り15.2%)
想定利回りをあっさりと超えて、高利回りで投資家に還元できていますね!
COZUCHI(コヅチ)のメリット
COZUCHIのメリットを厳選して以下3つにまとめました!
- 1万円から「ほったらかしで」不動産投資を始められる
- リターン上限なしの配当だから高いリターンを目指せる
- いつでも換金可能なため、お試し感覚で投資できる
では、1つずつ確認していきましょう!
1万円から「ほったらかしで」不動産投資を始められる
「投資を始めたい!」と思い立ったものの、まず直面する大きな壁が資金問題ではないでしょうか?
「資金に余裕ができたら」「もう少しお金を貯めてから」と私自身も資金不足が原因で何度も投資を断念した経験があります。
COZUCHIであれば1万円からプロ厳選の不動産に投資をすることが可能で、物件を所有する必要がないため、不慣れな管理に時間を取られることもありません。
出資して配当を待つだけの手軽さは非常に大きな魅力と言えますね!
リターン上限なしの配当だから高いリターンを目指せる
不動産投資型クラウドファンディングでは、優先出資者は優先的に配当を受けられるメリットがある反面、配当利回りに上限が設定されるデメリットを抱えているのが一般的です。
しかし、COZUCHIでは!
優先出資者に優先的に配当 + 配当利回りに上限を設けずフェアに利益の分配 を実現しています。
上限がなければ、より高い利益を目指せますね!
これはあくまで利益が出た場合の話!
投資すれば必ず配当が貰えるわけではないからね!
いつでも換金可能なため、お試し感覚で投資できる
一般的なクラウドファンディングサービスでは、運用途中での換金は出来ないことが多く、
- 下落しそうだから売ってしまおう!
- 急用でお金が必要になった…
と思っても対応するのが非常に難しい状況でした。
しかしCOZUCHIでは、運用途中であっても換金申請の手続きをすることで、いつでも換金が可能です。
・事務手数料3~5.5%が発生
・適正価格での換金
・社会情勢による換金停止の可能性
換金の際は、この3つに注意しましょう!
COZUCHI(コヅチ)のデメリット
次にCOZUCHIのデメリットについて解説していきますね!
- 元本保証・分配保証がされていない
- 案件倍率が高く、投資できないことがある
- 非上場企業のため、財務状況が把握しづらい
元本保証・分配保証がされていない
出資法によって元本や分配に関する保証が禁止されています。
不動産型クラウドファンディングでも出資法に倣って、元本保証・分配保証はされていません。
「不動産」という確かな現物があるため、元本がゼロになることは極めて低いものの、優先劣後システムで劣後側(不動産会社)が賄えない損失は、優先側(一般投資家)で被る必要があるので、元本毀損の恐れはあります。
注目!
案件倍率が高く、投資できないことがある
COZUCHIでは「先着・抽選」の2つの方法で各案件に参加することができます。
しかし悪い口コミの中に「競争率が高くて、抽選になかなか当たらない」という内容が非常に多く見られました。
- 少額(1万円)から手軽に不動産投資できる
- 高利回り案件の実績が多数ある
このあたりが主な理由となって、案件倍率が非常に高くなっていると考えられます。
手軽さが売りなのに、なかなか投資できないのは残念ですね…
非上場企業のため、財務状況が把握しづらい
COZUCHIを運営するLAETOLI株式会社は、1999年設立の非上場企業です。
- 会社設立から20年以上の歴史
- 資本金 1億円
- 実績を積み上げている会社
こういった理由から、簡単に倒産するとは考えにくいですが、可能性はゼロではありません。
POINT!
経営状況が把握できないまま投資をすることは危険を伴いますので、LAETOLI株式会社が非上場企業だということは必ず頭に入れておきましょう!
デメリットを確認してみて「ここが不安だな…」と感じた場合は、無理にCOZUCHIを使う必要はないので、落ち着いて検討しましょう。
まとめ
ここまでお疲れ様でした!最後にまとめです!
不動産型クラウドファンディングサービス「COZUCHI(コヅチ)」について理解が深まりましたでしょうか?
実際の口コミ・評判を見ていただくことで、これから利用を検討されている方はイメージしやすかったと思います!
おさらいも兼ねて、もう一度この記事の要点について確認しておきましょう。
COZUCHIとは…
- 少額 & ほったらかしで不動産投資ができる
- 公式ホームページの表現は誇張ではなく、実績に基づいた内容
- 案件の競争倍率が高く、投資したくてもできない場合が多い
- 運営会社が非上場企業のため、経営状況を把握しづらい
是非、この記事を参考に「COZUCHI(コヅチ)」の利用を検討してみてください。
本日はここまでです!ありがとうございました!
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